社会人になって一杯頑張って働いた、徹夜や深夜の仕事でも苦にならなかった
仕事を任されることに自信を持っていた、行動も早く結果も出せてた
周りの人ともコミュニケーションも取れてたし、人づき合いも良好だった
上司・先輩にたてついたことは数度あったけど・・・
働くことと勉強することと家事を一人でする生活が始まる
勉強で分からない自分を責めるようになる、自己評価基準が高い、プライドが高い
自分の会社での価値はなんなんだろうと考える
出来ない自分が会社にいることが辛い
椅子に座って机に向かうのが苦痛になる
トイレで自分の顔を見て問いかける
何で出来ない?分からない?仕事だぞ、がんばれ!
でも勉強は捗らない・・・
逃げたくなる・・・
死んだら楽かなとか考え出す
これっておかしくない?と自分で考える
前向きな自分、明るい自分、努力してきた自分、ちょっとの挫折は経験したけれど
大きな挫折は経験した事がなかった
だから初めて、大きな挫折をしたと感じたんだと思う
挫折から会社へ行動が重くなる、いきたくない、行っても席についていられない
うろうろ動き回りたくなる衝動にかられる、手が震える
非常階段で飲み物を飲んで、人目を避けるようになる
食生活も単調で、料理が楽しめなくなる
大きな挫折がすべてを狂わせた
鬱と診断されて、会社を休む
3ヶ月ほど休んで復帰する
前みたいな仕事は出来ない、させてもらえない、単調な仕事、簡単な仕事しか出来ない
簡単な仕事も手につかず、仕事場にいるのが辛いといつも思っている
友人関係も避けるようになる、一人で居ることが多くなる。
一人が辛いと最初は感じるがそれも慣れる
徐々に、大きな仕事を任されるようになって、張り切って仕事に取り組む
結果も評価される、いい気になって頑張る、周りが見えない仕事のやり方をする
家族と問答に明け暮れるような行動が出る、ある言葉に執拗に拘る
言葉は偉大だと感じて、自分は何でもできる、理解できる、他者を思い通りに動かしたい
といった考えが出てくる。異常な点に家族の勧めで病院へ行く
双極性障害と診断され薬を変更する。
薬を変えてから、行動は沈静化に向かう。
一年近く休んで、会社復帰する。
単調な仕事、小さな仕事しか任されない
過去の行動があるから会社の配慮、しかし、自分は会社の配慮を分かってなかった。
自己価値を問う、居ても居なくても同じ、仕事場と家との往復が苦痛
いや、会社にいる時間が最も苦痛だった。
仕事から帰っても明日会社へ行くことを考えると落ち着かない、リラックスできない
横になって眠っていることだけが何も考えないでいい時間だった。睡眠剤に感謝してる。
数ヶ月頑張ったけど、自分の将来性が見えない、無価値感の増大、
死の誘いを考えてしまう自分がいた
このままではまずい、環境を変えるしかないのかと思って、先を考えずに退職する。
退職は休日に会社に行って人事の人に色々手伝ってもらったことに感謝している。
退職届けを書く手が震えていたな・・・
嬉しさか不安か病気か何が、手の震えの原因か分からない
退職届けを書く前に力仕事をしたからかもしれないが・・・
退職して気持ちは楽になった、病状も回復傾向になった、ストレス源がなくなったから当然の結果だ
会社の配慮をもっと理解して、ゆっくり仕事に取り組めていれば退職せずに済んだかもしれない。
今となっては後悔はない。病状は良くなっていると思う。
鬱や躁の兆候が見えたり、感じたりしたら、落ち着け冷静になれ、いずれ去っていく感情だと
思い過ごせるようになった。
寛解の状態になってるんだと思う、一生付き合っていく病気が
・鬱
・躁
・口唇ヘルペス
なのだ。現時点で・・・
病気と上手に付き合い、重症化させないことで普通の生活が送れる。
人より成果は出せないかもしれないけれど、それも病気があるからと言い訳しても良いと思う。
20:80の法則の80側でいいじゃない、生きていればそれなりに楽しいことも見つかったりする。
80側の幸せを見つけて、細々と人生を歩んでいくことも一つの生き方だと思う。
鬱、躁、口唇ヘルペスで悩んでる人
・早めの対処(症状が悪化したら病院へすぐ行く)
・自分なりの対策方法を持つ
・考え方が変わるまで、気長に待つ
・体に良い事をする(歩く、Twitterで心を吐き出す、ブログにまとめてみる、食事に気をつける等)
をしてみてはいかがだろうか?
重症時は薬に頼って、徐々に減薬して、寛解の状態を目指す。
完治は目指さない、一生付き合う病気、弱みでもあり強みにもできることと思い、生きていきませんか?
いづれ死を迎えるその時まで、ゆっくり歩いても、這っても、止まっていててもいいと思う。
最後に、ココロが救われたもの一覧を書いて〆たいと思う。
・歩く(考えても、考えなくてもいいから30分以上動く)
・琵琶湖を眺める(海に近い人は海を眺めても良いかも)
・Twitterで呟く(フォロー、フォロワー数は気にしない、ただ自分の思いを打ち込む)
フォロワーさんの言葉で救われたこともあるので良い人と巡り会えることもある
・ブログを書く(思考の整理整頓、気持ちの移り変わりを時系列で眺めて、変化に気付く)
・本/漫画を読む(図書館に通うのも良い気分転換になると思う)
山田ズーニー:伝わる・揺さぶる!文章を書く
死なないでいる理由
7つの習慣
のだめカンタービレ
風の谷のナウシカ
出口汪
うつな人ほど強くなれる
辞書(言葉の意味を深く知る、思考の整理に役立つ)
ザ・マインドマップ
龍馬が行く
新聞や本が長時間読めるのは症状の改善傾向だと思う。
・ゲームに夢中になってみる(ACVD、REDSTONE、トランプとかでも良いと思う)
夢中に行動できることが出来ると変化の兆しの一つだと思う
・土いじり(畑、工事現場でアルバイト、植物の成長を日々見て感じる)
変わって行く姿から何かを得られるような気がする
・見守ってくれる家族(家族が居ない人も信頼出来る人、頼れる人が居れば救われる)
ここまで読んでくれてありがとうございます。
貴方が鬱、躁で悩んでいたら、一つの参考例になったら幸いです。
貴方の大切な人が鬱、躁になったら、寄り添ってあげるだけでいいので見守ってあげて下さい。
すべての人が少しでも幸せを感じて、生きていけることを願って♪
2016年7月12日
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